若手薬剤師のためのがん薬物療法セミナー 「薬ソムリエの会」

薬ソムリエの会とは

ワインソムリエとは、ワインの知識や経験をもとに、ワインと料理をそれぞれ単体で味わうよりも、相乗効果でよりよい味を楽しむことができるよう、提供される料理の種類、食材の産地、お客様の好みや体調などに合わせて、ワインで最高の食事シーンを演出する、接客業のプロフェッショナルです。

我々薬剤師も、”薬”の知識や経験をもとに、薬がもつ有効性を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えられるよう、投与される患者の病態や体質、他に服用している薬との飲み合わせなどに合わせて、”薬”で最高の医療を提供する、薬物治療のプロフェッショナルであり、いわば薬ソムリエと言えるでしょう。

「薬ソムリエの会」は、”薬”で最高の医療を提供する”がん薬物治療のプロフェッショナル”を目指す若手薬剤師の集まりです。

組織

参加メンバー
鹿児島県およびドイツに在住する20~30代を中心とした若手薬剤師 38名(LINEオープンチャット登録者数)
各所属施設
川内市医師会立市民病院、鹿児島厚生連病院、鹿児島医療センター、いまきいれ総合病院、天陽会中央病院、南風病院、済生会川内病院出水郡広域医療センター、出水総合医療センター、池田病院、水引薬局など
主催 
代 表:田邉 徹(川内市医師会立市民病院薬剤部)
世話人:尾上 博隆(川内市医師会立市民病院薬剤部)
    谷本 憲哉(鹿児島医療センター)
    森岡 友美(鹿児島厚生連病院)
    岡崎 直樹(いまきいれ総合病院)
    松尾 圭祐(国立病院機構別府医療センター
連絡先:drug-info@sendaihp.jp

活動内容

若手薬剤師による若手薬剤師のためのがん薬物療法に関する勉強会を3ヶ月に1回程度、開催しています。
現在、コロナ感染予防のためWEBと現地のハイブリッド開催しています。
※下写真はコロナ流行以前(2019年)に撮影したものを掲載しています。

過去の開催

第1回薬ソムリエの会                           2019年4月26日(金)18:30~20:30 サンプラザ天文館2F E-4会議室
Session1 キイトルーダの基本情報 演者:大鵬薬品 安田充
Session2 肺がん診療ガイドライン ~要点解説~ 演者:大鵬薬品 福隅正洋
Session3 薬剤師目線でガイドラインを読み解く ~肺がんの免疫療法~ 演者:松尾圭祐/築地辰典/尾上博隆
第2回薬ソムリエの会                            2019年8月2日(金)18:30~21:00 サンプラザ天文館3F C-3会議室
Session1 大腸がん治療ガイドライン2019年版の解説 武田薬品工業 米村聡朗
Session2 EBMに基づくチームディスカッション
      テーマ1 1次治療における各薬剤の有効性を読み解く 演者:鶴永大貴/春成志保
      テーマ2 2次治療における各薬剤の有効性を読み解く 演者:永石浩貴/森田真樹子
      テーマ3 副作用マネジメントの実例とPOINT!    演者:六田湧紀/徳田憲治
第3回薬ソムリエの会                           2019年11月8日(金)19:00~20:30 サンプラザ天文館3F C-3会議室
Session1 胃がんガイドラインの解説 日本イーライリリー 演者:下山陽平
Session2 切除不能進行・再発胃がん患者におけるHER2陽性患者に対する薬物療法と1次治療に対する薬物療法 演者:岡崎直樹
      切除不能進行・再発胃がん患者における2次治療以降の薬物療法 演者:谷本憲哉
Session3 事前アンケート結果報告:Discussion 進行:松尾圭祐
第5回薬ソムリエの会                              2021年6月4日(金)18:30~19:40 Zoomによるオンライン配信
Session1 EGFR遺伝子変異陽性肺がんのガイドラインレビュー 演者:川内市医師会立市民病院 田邉徹
Session2 薬剤師目線でガイドラインを読み解く ~EGFR遺伝子変異陽性肺がん~
       講演1:オシメルチニブ単剤の主要文献レビュー 演者:今給黎総合病院 鈴木秀平
       講演2:EGFR-TKI+殺細胞性抗がん剤・EGFR-TKI+血管新生阻害剤の主要文献レビュー 演者:天陽会中央病院 宇都健太
Session3 EGFR-TKIの副作用対策 演者:川内市医師会立市民病院 尾上博隆
若手薬剤師のためのがん薬物療法セミナー
   ~今から血液腫瘍を学びたい方へ~                        2022年10月19日(水)18:30~19:30 県民交流センター
非ホジキンリンパ腫の診断検査からDLBCLの治療
  座長:国立病院機構 鹿児島医療センター 薬剤部 谷本 憲哉 先生
  演者:国立病院機構 鹿児島医療センター 血液内科 部長 原口 浩一 先生